松阪牛は、たれの強い味でごまかす必要のない、素材そのものの旨味が際立つ和牛です。
焼肉で楽しむ際も、合わせる薬味やたれを少し工夫するだけで、味わいは大きく変わります。
ここでは、ご家庭でも取り入れやすい「薬味」と「自家製たれ」を、味の方向性別にご紹介します。
市販の焼肉のたれでもおいしくいただけますが、参考にしてみてください。
素材の旨味をストレートに楽しみたい方へ
塩・黒コショウ・わさび
もっともシンプルで、松阪牛本来の甘みと香りを感じられる組み合わせです。
・塩は粒の大きな岩塩がおすすめ
・黒コショウは粗挽きを、焼き上がり直前または食べる直前に
・わさびは少量添えるだけで、脂の後味がすっと切れます
赤身中心の部位や、あっさり食べたい方に向いています。
さっぱりと、何枚でも食べたい方へ
大根おろし・柑橘・ねぎ
脂のある焼肉でも重たく感じにくく、食事の後半でも楽しめる組み合わせです。
おすすめの食べ方
焼いたお肉に大根おろしをのせ、少量のポン酢やすだち果汁をかけるだけ。
香りが立ち、後味が軽くなります。
霜降りの部位や、夏場の焼肉にも相性が良い味付けです。
ご飯と一緒に楽しみたい方へ
自家製・甘辛焼肉だれ
市販のたれよりも後味が軽く、松阪牛の風味を邪魔しません。
【材料(作りやすい量)】
・醤油 大さじ3
・砂糖 大さじ1
・すりおろしにんにく 小さじ1
・すりおろし生姜 小さじ1/2
・白すりごま 大さじ1
・ごま油 小さじ1
すべてを混ぜるだけで完成です。
お肉を漬け込まず、「焼いたお肉につけて食べる」ことで、風味を活かせます。
赤身をしっかり味わいたい方へ
大人向け・赤ワイン醤油だれ
赤身肉と相性の良い、少しコクのある味付けです。
【材料】
・赤ワイン 大さじ3
・醤油 大さじ2
・砂糖 小さじ1
・バター 5g
・黒コショウ 少々
赤ワインを軽く煮詰めてから調味料を加え、最後にバターを溶かします。
ステーキカットした赤身焼肉や、落ち着いた味を楽しみたい方におすすめです。
薬味で楽しむ、通好みの食べ方
たれを使わず、薬味だけで味を組み立てる方法です。
・刻みにんにく(軽く焼いて香りを出す)
・柚子胡椒
・黒コショウと粉山椒を少量ブレンドした塩
肉の香ばしさと旨味が際立ち、お酒との相性も良くなります。
部位別・おすすめの味付け例
・赤身中心の部位:塩、黒コショウ、わさび
・霜降り部位:大根おろし、柑橘、ポン酢
・ご飯と合わせる場合:自家製甘辛焼肉だれ
・お酒と合わせる場合:塩と薬味、赤ワイン醤油だれ
同じ松阪牛でも、味付けを変えることで違った魅力を楽しめます。
まとめ
松阪牛の焼肉は、「たれをかける料理」ではなく、味を足しすぎず、旨味を引き出す料理です。
その日の気分や部位に合わせて、薬味やたれを使い分けることで、ご家庭でもワンランク上の焼肉体験が楽しめます。

